【寡占企業】と【複占企業】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
寡占企業と複占企業は、ともに市場に対する支配力が高い企業形態ですが、その市場における企業数に違いがあります。寡占企業は、少数の企業が市場を支配している状態を指し、通常3社以上の企業が存在します。一方、複占企業は、市場を2社のみが支配している状態を指し、寡占よりもさらに集中度が高い状態です。寡占市場では、企業間の競争が比較的緩やかな場合もありますが、複占市場では、2社間の激しい競争か、逆に談合によって高い価格水準が維持されるケースがあります。