政治

公務員は国家公務員法や地方公務員法に基づき、国や地方自治体に直接雇用され、法律上の身分保障や定年制などがある。準公務員は公務員ではないが、公共性の高い業務に従事し、国や地方自治体から委託や補助を受けている。身分保障や定年制などは公務員ほど手厚くない。

総理大臣と大統領は、どちらも国家の指導者を指す役職ですが、その権限と選出方法は異なります。総理大臣は、議院内閣制を採用する国において、行政府の最高責任者を指します。議会の多数派から選出され、議会に対して責任を負います。一方、大統領は、大統領制を採用する国において、国家元首であり行政府の長でもあります。国民による直接選挙で選出されることが多く、議会とは独立した権限を持ちます。総理大臣は議会の信任に基づく行政の責任者であるのに対し、大統領は国民の信託を直接受けた国家の代表者だと言えます。

公使と大使は、ともに外交官の役職ですが、その地位と役割には違いがあります。公使は、大使の下位に位置する外交官で、大使不在の際に大使館を代表する役割を担います。一方、大使は、外国に駐在する外交官の最高位で、駐在国との外交関係において自国を代表する権限を持ちます。公使は、大使館の運営や日常的な外交業務を担当するのに対し、大使は、重要な外交交渉や政策決定に関与します。また、公使は、駐在国の外務大臣に信任状を提出するのに対し、大使は、駐在国の元首に信任状を提出します。外交関係の重要性に応じて、公使または大使が任命されます。