
【向かう】と【迎う】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
向かうと迎うは、ともに人や物事に対して近づく、または対応するという意味を持ちますが、その主体と方向性に違いがあります。向かうは、主体が目的地や目標に向けて進んでいく能動的な行為を指し、主体の意思や積極性が強調されます。迎うは、主体が人やもの、出来事を受け入れる、または対処するという受動的な行為を指し、主体の受容性や対応力が重視されます。向かうが、自ら目指す方向に進むことを表すのに対し、迎うは、外部からもたらされる事柄に対応することを表す点も異なります。また、向かうは、物理的な移動だけでなく、精神的な態度や姿勢を表すこともあるのに対し、迎うは、主に人や出来事との関わり方を表す傾向にあります。